■[Vol.14] 日野原重明先生『フロイデ彦島』見学2009/12/13 山口県出身の日本を代表する医師、 日野原重明先生が下関市内での講演後、北九州空港までの限られた合間を見て、12月13日(日)17:00〜18:10まで短い時間、フロイデ彦島(下関市彦島西山町3-12-1)に来館されました。 フロイデ彦島の施設内を30分くらいの時間を足早で、個室や夫婦部屋、ゲストルーム等、意欲的に見て回られて、その際に「この建物を設計した人は誰ですか?」「何坪ありますか?」等、積極的にご質問され、「フロイデ彦島は、評判より現地を見た方が良い。」と有り難い評価を頂きました。 そして、ベートーベンホールにてスタンウェイのピアノに触れ、タンノイでフォーレのレクイエムを聴かれ、その時に「私は、この曲で送ってもらいたい。」と言われ驚く限りでした。 フロイデ彦島ご入居者様、ご家族様、地域の方々へ 日野原先生が以下のようなことを話されました。 ・私より年上の人がいますか? 会場にはひとりもいない為、大笑い。 ・「夢」を持ちなさい。「希望」を持ちなさい。 そうすれば自然に顔が上を向き、姿勢が正しくなる。 ・「人の為」に生きなさい。 よど号ハイジャック事件で金浦空港に行った時、 機内で考えたこと、解放された時に 「これからは生かされた人生だから、人の為に生きよう。」 と思った。 「誰かの為に尽くそう。」「もっと辛い人が居る。」 ということを忘れないでほしい。 ・「人の過ち」を許してほしい。そうすれば戦争すら無くなる。 ・「好きな人の真似」をしなさい。 この前向きで、夢を追って行動する姿勢が、 今年98歳になられた日野原先生を支えているのだと思います 。 ※日野原重明(ひのはら しげあき)先生プロフィール 1911年10月4日山口県生まれ。医師。現在、財団法人聖路加国際病院理事長、 学校法人聖路加看護大学名誉学長、学校法人聖路加看護学園理事長、 財団法人聖ルカ・ライフサイエンス研究所理事長、 国内外の医学会の会長・顧問等数々の要職を勤める。 松涛会グループ 副理事長 斎藤妙子 ■[Vol.13] アサギマダラ蝶来院報告2009/10/29 今年も安岡病院の外庭にある イングリッシュガーデンに 『アサギマダラ蝶』がやってきました。 ※アサギマダラ蝶⇒東北地方から南下し、10月上旬に下関付近を通過し、更に東南アジア方向へ飛行していく「渡り蝶」のこと。 しかし、アサギマダラ蝶は、 フジバカマの花の蜜しか吸わないため、数年前まで絶滅の危機に瀕していました。 アサギマダラ蝶がイングリッシュガーデンに飛来するようになったきっかけは、今から5年前にホスピスの「思い出を語る会」を開催したとき。 玄関先に花々がある中、フジバカマの花があり、そこにアサギマダラ蝶が飛来してきて、会が終わるまでじっとしていたところを会場にいたご家族やスタッフが見つけ「まるで亡くなった家族が私たちに会いに来てくれた」と感動したのがきっかけとなります。 アサギマダラ蝶の数はピーク時より減少していますが、昨日(2009.10.28現在)も100匹近くは訪れる人を歓迎してくれます。今では、私の仕事の合間にホッと落ち着ける場所となっています。お近くにおこしの際には是非お立ち寄り下さい。 松涛会グループ 副理事長 斎藤妙子 ■[Vol.12] 松涛会文化祭20092009/10/26 平成21年10月26日(土)秋晴れの空の下、今年も恒例の松涛会文化祭が行われ、地域の方、患者様のご家族を含め約300人が来訪、どのコーナーも大盛況でした。 模擬店・バザーコーナーには、16店が出店。開始前から堀出し物を求めてたくさんの人だかりができ、食べ物コーナーでは職員手作りのうどんやお寿司、たこ焼きが大人気でした。 午後1時から屋外に舞台を設置して行われた演芸会には、地域のボランティアを始め5団体が参加。可愛らしい湧田保育園園児の楽器演奏に始まり、最後は小月海上自衛隊の皆さんによる、勇壮な沖縄エイサーの踊りで会場全体が一体となって盛り上がり、フィナーレを迎えました。 これからも地域の方、患者様やご家族の為に楽しんでいただける文化祭の運営を目指して努力していきたいと思っています。 松涛会文化祭実行委員会 委員長 森中健治 ■[Vol.11] 『ケアタウン山の田』地鎮祭2009/07/11 平成21年7月11日(土)10:30 ケアタウン山の田の地鎮祭が無事執り行われました。 松涛会理事長、副理事長、安岡病院院長、副院長、看護部長を始め松涛会からは14人、安成工務店からは安成社長を始め8人がお忙しい中ご出席下さいました。ありがとうございました。 平成22年4月オープン(予定)に向け、スタッフ一同更に身が引き締まる思いです。お二人またはお一人で生活されているお年寄りの方や、最近健康に不安がある方等、ご連絡下さい。心よりお待ち致しております。 ※ケアタウン山の田 往診や訪問看護等の「医療の安心」、 訪問介護やデイサービス等の「介護の安心」、 管理栄養士や調理師による無添加・保存料なし・手作りの「食事の安心」、 緊急時にスタッフが駆けつける「見守りの安心」、 建物内外のバリアフリー化による「住居の安心」、 の『5つの安心』を提供する高齢者専用複合型医療・福祉施設。 松涛会グループ 常務理事 斎藤英樹 ■[Vol.10] 地域と共に地球環境活動2009/06/21 6月21日(日曜日)8:30〜10:00 横野町自治会約30名と松涛会スタッフ23名(医療法人10名、社会福祉法人12名)による安岡の海岸一斉清掃を実施しました。 天候は曇り空でしたが、タオルで汗を拭きながら、黙々と海岸清掃に励んだ結果、発泡スチロール、ペットボトル、空き缶、ビニール袋などが散乱していた海岸も、1時間半でゴミひとつない綺麗な海岸へ変わることができました。 当日参加してくれたスタッフに感謝しながら、人がひとつの目標に向かって一丸となった時の『力強さ』を肌で感じました。今後も地域の為の活動は行いたいと思います。 松涛会グループ 常務理事 斎藤英樹 ■[Vol.9] ホームヘルパー2級養成講座開講2009/04/174月17日(金)、本年度第1回目のホームヘルパー2級養成講座が開講。 今回の受講者は、19歳から65歳までの男女合わせて45名。17日(金)は、地域交流ホームで開講式とオリエンテーションがあり、斎藤理事長の訓示と合わせて受講者の自己紹介等が行われた。 今回の講習は、4月18日(土)から5月19日(火)まで介護に関連した講義があり、その後10日間の施設実習を経て5月30日(土)に終了の予定。 安岡病院事務局 事務長 松井利三
■[Vol.8] 101歳 野津実さんミニピアノ演奏会・談話会2009/04/10 4月10日(金)、地域交流ホーム 101歳の野津実さんによるミニピアノ演奏会と談話会が行われました。 野津さんは岡山県総社市在住、昨年秋にNHKのテレビ番組「百歳バンザイ」で放映された元気な姿を見て、斎藤正樹理事長が野津様宛てに書いた手紙がもとで今回の演奏会が実現しました。 野津さんは、集まった約200人の聴衆の前でベートベンのピアノ・ソナタ「月光」を20分かけて演奏。 100歳の人が弾くとは思えない力強く美しいピアノの音色に会場全体が魅了され、演奏終了後は拍手が鳴り止むことはありませんでした。 斎藤正樹理事長との対談で長寿の秘訣を聞かれ、「美しい音を聞くこと、よく噛んで食べること、あまりくよくよしないこと」と答えた野津さんの話に、参加した高齢者の方も熱心に耳を傾けていました。 野津さんは会の最後にリクエストに応え、「赤城の小守唄」を三番まで熱唱。皆が元気を沢山頂いた演奏会・談話会となりました。野津さん、ありがとうございました。 松涛会グループ 副理事長 斎藤妙子 ■[Vol.7] 福祉施設関係者が視察研修訪問2009/03/103月10日(火) 鹿児島県南さつま市加世田より、福祉施設の看護・介護職約30名の方が、安岡病院と松涛会関連施設を視察研修のために訪問されました。 毎年地域の老人福祉協議会が、職員の資質向上のために実施している地区外研修の一環と行われたもので、今回は特に緩和ケアの実情視察が主な目的。 午後2時半より地域交流ホームで、森國師長による緩和ケアの内容説明後、安岡病院の緩和ケア病棟を見学、実際の現場を熱心に観て回られました。 その後、フロイデ彦島を訪問。日本建築業協会賞(BCS賞)を受賞した施設を約2時間かけて見学されました。 松涛会グループ 副理事長 斎藤妙子

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